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さて、「今日の一言メモ」第333回です。
日本の最低気温記録日
大寒を過ぎて5日余りですが、首都圏は暖かな週末を迎えました。そんな今日1月25日は、北海道の旭川地方気象台で、△41.0℃!という日本の最低気温を記録した日です。富士山頂の記録 (△38.0℃) よりも低いのです。
記録したのは、今から118年前の1902年 (明治35年) です。温暖化が進んだ現在、この記録は破られないだろうとされています。
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旭川市の冬の平均気温は、12月が△4.3℃、1月が△7.5℃、2月が△6.5℃で、1月が最も寒く、最高気温が0℃以下の真冬日は76.0日、年間雪日数は142.2日にもなっています。(こちらのサイト参照)
また、日本の山岳史上最悪の遭難事件が起こったのも、明治35年のこの日のことです。青森県の八甲田山 (はっこうださん) で冬期行軍訓練を行っていた210名の青森歩兵第5連隊が、猛吹雪と厳しい寒さの中で次々と凍死し、生き残ったのはわずか11名でした。
この悲劇は後に新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨 (ほうこう) 」で取り上げられ、映画にもなりました。高倉健さんが主演していましたね。
「さむ〜……」とはダメダメなこと
それにしても、△41.0℃という気温は想像を絶します。この気温で濡れたバスタオルを振り回すと、すぐにカチンカチンに凍り付き、1枚の板状になると聞きますが、一度試してみたいものです。
そういえば、「一暴十寒」という言葉があります。「いちばくじっかん」と読みます。
この言葉は、少しだけ努力して、あとは怠けることが多いことの例えです。また、あるところでは努力し、一方でそれを台無しにすることの例えでもあります。
近年は、ダメダメなことを「さむ〜……」と表現することもすっかり定着しました。おやじギャグを言うと「さむ〜……」と言われますよね。でも、既に死語になりつつあるのかな?(^^;
でも、おやじギャグは脳味噌の訓練にいいそうです。なので、どんなにドン引きされても、おやじギャグの鍛錬は怠らないようにしたいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.1.25記)